秋田で暮らすサウナ好きデザイナーが行く秋田サウナ探訪。秋田県山本郡八峰町にある「サウナカフェumikko(うみっコ)」に行ってきました。日本海を目の前に、貸切サウナと北欧デザインのカフェが楽しめる話題のスポットです。

こんな方におすすめの記事です。
- 秋田県でサウナを探している方
- 八峰町・白神山地エリアへドライブ予定の方
- 貸切サウナが好きな方
- カップルや女性同士でサウナを楽しみたい方
サウナカフェumikko|基本情報
| 住所 | 〒018-2619 秋田県山本郡八峰町八森長坂2−1(旧 湯っこランド) |
| アクセス | ・あきた白神駅から徒歩約20分 ・能代市中心部から車で約30分 ・秋田市中心部から車で約90分 ・青森市・弘前市中心部から約2時間30分 |
| 営業時間 | ■ カフェ&日帰りサウナ 10:30〜16:00(予約不要) ■ 貸切サウナ 14:00〜16:00/16:00〜18:00(要予約・1日2組限定) ※14:00〜16:00は貸切サウナ予約が優先される場合あり |
| 定休日 | 木曜日 ※公式サイト・SNSで表記に多少ゆれがあるため、来店前にInstagramか公式サイトで最新情報をご確認ください |
| 料金 | ■ 日帰りサウナ(男女別・水着不可) 60分800円〜 ■ 貸切サウナ(水着着用で男女一緒に利用可) 2名まで90分4,000円・120分5,000円(最大5名、水着なしは同性のみ) |
| 予約方法 | 日帰り:予約不要 貸切サウナ:LINE公式アカウントから要予約 |
| サウナ | スウェーデン式スチームサウナ フィンランド式ドライサウナ |
| アメニティ | シャンプー類・フェイスパックあり |
| レンタル | ポンチョ300円・フェイスタオル100円・バスタオル200円・ラップタオル200円 |
サウナカフェumikko(うみっコ)のある八峰町は、秋田の北側に面していて、一見秋田市からは少し遠い位置にあるのですが、道中に道の駅がいくつかあったり、険しい山道などを通ることがなかったので比較的車でも行きやすい場所にありました。

入り口には、サウナグッズがずらり!秋田県藤里町のウールアーティスト集団「羊毛ハウス ちくちく」が立ち上げた、サウナ系ファッションブランド「#シラカミサウナハット」の商品もこちらで購入できます。
umikkoの特徴|役目を終えた町の温浴施設が生まれ変わった場所
umikkoがある建物、実はもともと町営の「湯っこランド」という温浴施設でした。
老朽化と利用者減で一度は営業を終え、解体も検討されていたこの場所。それを地元出身の建築士さんが「なくすのはもったいない」とリノベーションを手がけ、2024年5月にサウナカフェとして生まれ変わらせたのがumikkoです。
秋田県内では温浴施設が少しずつ姿を消しているなか、こうして形を変えながらも息を吹き返している場所があるのは、本当にすごいことだと思います。
なお、umikkoの系列には貸切コテージ「CRANDS(クランズ)」と、そこに併設されたプライベートサウナもあります。より非日常な宿泊込みのサウナ体験をしたい方はこちらもチェックしてみてください。
実際に体験して感じたこと
ここからは実際にumikkoの貸切サウナを利用してきたレポートです。平日はワンチャン貸切で利用できるかなと思い、仕事が休みになったとある平日に訪問しました。狙い通り、他のお客さんに気を使わずゆったり過ごすことができました。

umikkoの館内はカフェになっていてお昼時はランチを食べにたくさんのお客さんがいらっしゃいました。サウナとカフェの利用で支払いは後精算。受付を済ませて、奥に進むとサウナがありました。

脱衣所
※受付にて、写真撮影の許可をいただいてます。

建築士さんが設計しただけあって、床やロッカーの色使いがとてもおしゃれな脱衣所。北欧テイストの配色が随所に効いていて、とても居心地良く準備ができました。浴室にはお水も用意されているので、水分補給もばっちりできます。

おしゃれな内装のumikkoのサウナは、温泉と同じように裸で入ります。(貸切サウナを男女で利用するときは水着を着て入ります)
サウナ|スチーム&ドライの2種を入り比べ
浴室に入ると一番手前に木製の水風呂がありました。そして浴室内に2つのサウナ小屋が鎮座していました。カランは2つ。もともとあった「湯っこランド」の名残が残っていました。

まず入ったのは、木製のサウナ小屋のようなかわいらしいデザインのスチームサウナ。元は温泉施設だった浴室をリノベーションした空間で、居心地の良い作りになっています。

扉を開けた瞬間に広がるのはレモングラスのアロマ。爽やかな香りの奥に、山椒のようなスパイシーさもふわっと感じられて、香りだけで五感が目覚めるような感覚でした。秋田県内で、新しくてアロマの匂いを感じるスチームサウナに入れるのはなかなかないのでは?
真新しい空間なので清潔感があってとても居心地も良かったです。室内に置かれたカラフルなアディロンダックチェアも印象的で、座るだけで気分が上がります。

続いて向かったのが、階段を下りた先にあるドライサウナ。モスグリーンの壁に囲まれた空間は、定員6人ほどのサイズ感です。

サウナ室内にBGMはなく、静かに自分と向き合える時間。Tylo製のストーブが据えられていて、セルフロウリュや壁に水を飛ばす「ウォーリュ」が可能です。温度は90℃前後、ロウリュをすると熱気が一気に体の上から降りてくる感覚がたまりません。ドアのガラス越しに自然光が差し込む造りも良い雰囲気で、ロウリュのタイミングを自分たちで自由に調整できるサウナです。

水風呂

入り口すぐのところにある水風呂はおひとり様サイズ。他に利用者がいない時間帯だったので桶風呂も独占状態で入ることができました。温度も長く入っていられる気持ちいい設定で、じっくり体を冷やしてから外気浴へ向かいました。
外気浴|日本海を独り占めできる特等席

外気浴スペースへの扉を開けると目の前に広がるのは、山と海に挟まれたロケーション。海風が頬をかすめ、波の音が耳に届く瞬間、思わず声が漏れました。外部からの視線がしっかり守られているとはいえ、裸で外に出るのは少し抵抗があったので、バスタオルを巻いて過ごしました。気になる人はポンチョやラップタオルのレンタルもあります。

設置されているのはアディロンダックチェアが2脚と、色違いのインフィニティチェアが2脚(黄色いタイプは初めて見ました!)海と山の気配を感じる中での外気浴は、他の施設ではなかなか味わえない特別な体験でした。
男性サウナの方は、もっと海を眺めやすいロケーションとのことでした。
サ飯・カフェ
サウナを堪能したあとは、併設のカフェへ。umikkoのカフェは海が見渡せる最高のロケーション。カフェスペースはとても広いので、隣の席の会話も気にすることなく過ごせそうです。

店内にはフィンランド雑貨やサウナ本がさりげなく並び、北欧の休日にいるような落ち着いた空間が広がっています。


サウナ後はドリンクとデザート付きのランチセット。スモークサーモンとアボカドサンドと自家製のかぼちゃケーキをいただきました。


どれもとても美味しくて、これはサウナ目的じゃなくカフェ目的としても訪れたいスポットだと感じました。
女性目線レビュー|良かった点・気になった点
良かった点
女性としてうれしかったのが、アメニティの充実っぷりです。フェイスパックまで置いてあったのは正直驚きました。シャンプーやトリートメントもこだわりを感じるセレクトです。
少人数むけのサウナ施設ならではの気兼ねなさも大きなポイント。初めて本格的なサウナに挑戦する方や、混雑が苦手な方にも安心しておすすめできます。内装のデザイン性も見逃せません。建築士がリノベーションを手がけただけあって、色使いや素材選びのセンスが随所に光っていて、写真を撮りたくなる空間ばかりでした。
気になった点
正直な感想として、いくつか気になった点もお伝えしておきます。
- 夏場は外気浴スペースの日差しが強めに感じられることがあります。日焼け対策をしていくと安心です。
- 裸で外気浴に出るのは少し抵抗があったので、ポンチョやバスローブがあるとより快適に過ごせます。
- 元温泉施設をリノベーションした建物のため、部分的に年季を感じる箇所もあります。とはいえそれも味わいのひとつとして楽しめました。
こうした点を踏まえたうえで、事前にレンタルポンチョを準備したり、日差しの弱い時間帯を狙ったりすると、より快適に過ごせると思います。
こんな人におすすめ
umikkoは、次のような方に特におすすめです。
- カップル・夫婦:水着着用で男女一緒に貸切利用ができるので、人目を気にせずゆったり過ごせます
- 女性同士の旅行:女性目線のアメニティが充実していて、安心して利用できます
- 貸切サウナ好き:1日2組限定という特別感と、海を独り占めできるロケーションが魅力です
- 秋田旅行・ドライブ中の方:能代市や白神山地エリアの観光と組み合わせやすい立地です
- サウナ×カフェを楽しみたい方:サウナ後のご褒美として、北欧テイストのカフェタイムまで満喫できます
周辺のおすすめ観光スポット
umikkoを訪れるなら、あわせて楽しみたい八峰町・白神山地エリアの観光スポットもご紹介します。
白神山地周辺の自然スポット
世界自然遺産に登録されているブナ原生林が広がるエリア。umikkoから車でアクセスでき、ドライブがてら壮大な自然を感じられます。
十二湖方面(umikkoから車で約40分〜。青池周辺までは道路状況や目的地により異なります)
白神山地の麓に点在する大小33の湖沼群。中でも「青池」の透明度は必見で、白神山地観光の定番スポットです。県境を越えて青森県側に位置しています。
道の駅はちもり(umikkoから車で約15分)
八峰町観光の拠点となる道の駅。地元の海産物や特産品が並び、ドライブ休憩にもぴったりです。
周辺グルメ
八峰町・能代市エリアは日本海の海の幸が豊富。umikkoでのサウナ&カフェとあわせて、地元の海鮮を味わうのもおすすめの過ごし方です。
※所要時間はいずれも目安です。道路状況により前後するため、お出かけ前にGoogleマップ等で最新のルートをご確認ください。
宿泊するならここ
秋田旅行を1泊2日でゆっくり楽しみたい方には、能代市や八峰町周辺での宿泊がおすすめです。日中はumikkoでサウナと外気浴、翌日は白神山地や十二湖を観光するモデルコースなら、移動の負担も少なく充実した旅になります。
宿泊先を探すなら、まずは楽天トラベルやじゃらんで空室状況をチェックしてみてください。
umikkoの系列施設である貸切コテージ「CRANDS」も、プライベートサウナ付きで宿泊できる選択肢のひとつです。より非日常感のある滞在をしたい方はチェックしてみてください。
まとめ|また行きたいサウナカフェ

サウナカフェumikkoは、日本海を目の前にした貸切サウナと、北欧テイストのカフェが楽しめる、秋田・八峰町の癒やしスポットです。
波音を聞きながらの外気浴、こだわりの詰まった脱衣所やサウナ室、サウナ後にゆっくり過ごせるカフェタイムまで、女性同士やカップルでも安心して楽しめる要素がそろっています。
日差し対策としてポンチョを準備しておけば、もっと快適に外気浴を満喫できそうです。次回は今回とは違った時間帯で自然の中でととのいたいと思います。秋田の自然である白神山地や十二湖とあわせて、秋田・八峰町への旅にumikkoをぜひ組み込んでみてください。
※本記事の施設情報は執筆時点のものです。営業時間・料金・定休日は変更される場合があるため、ご来店前に公式サイトまたはInstagram(@saunacafe_umikko)で最新情報をご確認ください。


