2022年10月8日にリニューアルオープンした巣鴨湯に行ってきました。
久しぶりの東京は、またすごい銭湯サウナができてました。バラエティ豊富な浴室に、クオリティの高いサウナ室。各施設の良いところを寄せ集めたような銭湯です。
こだわりの詰まったロゴデザインや和のテイストが漂う内装は、サウナ済みの方が関わっているのが一目瞭然。誰がデザインしたのかとても気になります。
巣鴨湯のtwitter公式アカウントを辿ると、リニューアル前や改装準備の様子が追いかけられるのでとても興味深いです。
平日の開店時間に合わせて行きましたが、開店前からサウナ好きの男性が多く、すでに行列ができてました。
基本情報
住所 | 〒1700002 東京都豊島区巣鴨4-13-9 |
アクセス | JR山手線 大塚駅より徒歩約10分 都営地下鉄 三田線 西巣鴨駅より徒歩8分 都電荒川線 庚申塚駅より徒歩1分 |
TEL | 03-3917-5773 |
入浴料金 | サウナ 950円(タオルなし)/タオルセット付き1050円 ※シャンプーなどのアメニティ無料完備 |
営業時間 | 15:00~24:00(土日 12:00~24:00) |
定休日 | 火曜日 |
風呂 | シルク湯、内露天風呂、美泡湯、寝湯、ジェットバス、電気風呂、サウナ、水風呂、外気浴(男湯)、内気浴(女湯) |
泉質 | 軟水 |
モダンな畳の内装
オープンしたてというだけあって、とても綺麗な館内。入り口に券売機がありますが、フロントにてキャッシュレス決済も可能。
フロントには混み具合のわかる大きな待ち時間パネルがありました。サウナ人気がすごいことが伺えます。
和のデザイン浴室
脱衣所のロッカーは100円リターン式。浴室の入り口付近には、「ボディドライヤー」なるものも。お風呂上がりに入ってみましたが、全身に浴びる風が涼しめなので、夏やサウナ後に入ると気持ちよさそうです。
浴室に入って驚いたのは、浴室内の床も畳であること。お年寄りが多い地域だからだろうか。今まで入ってきた温浴施設よりも足元がやさしく感じました。そして掃除が大変そう 笑。
新設された桶シャンロウリュのあるサウナ
サウナ室は浴室に入ってすぐの場所にあります。ビート板式のサウナマットもありました。
サウナ室内は木の温もりを感じるほのかな香り。10人くらい入れそうな3段作りの座面は1段1段広く取られていて、あぐらや体育座りをしてもゆとりを持って過ごせます。
温度は90°Cくらいとしっかりした熱さ。大きな桶の形を模した木で、サウナストーブを囲んであり、上部にはたくさんの桶がタワー状になっていました。
20分ごとに行われるオートロウリュは上部にある桶を伝ってサウナストーンに水がかかる「桶シャンロウリュ」。ロウリュ時はサウナストーブの周りの照明が付き、演出がすごい。
ロウリュ直後はほんのりアロマのいい香りと蒸気からくる湿度によってとてもアチアチになりました。
キンキンの水風呂
水風呂の温度も15°Cとキンキン。定員6人ほどの広めのサイズ感といい、サウナーの心をしっかりと掴みにかかってきてます。
隣にある美泡風呂の温度が30°Cくらいとぬるめなので、水風呂に入った後に美泡風呂に入るのがお気に入りでした。
えげつないほどととのえる内気浴
女湯は外気浴はできませんが、内気浴にもすごい力が入っています。
黒く塗られた壁にグレーの天井という無骨で暗い部屋には、焚き火のようにゆらゆら揺れる間接照明。
2脚のインフィニティチェアと5脚のととのい椅子が照明を囲むように並んであり、とても居心地がいい。普段だったら「男湯ばっかりずるい」と思ってしまう外気浴ができなくても、女湯でしか味わえない内気浴場にはたくさんのこだわりが感じられて大大大満足。
たくさんのサウナ好きが訪れているからだろうか、接客もとてもいい雰囲気。
これは…、サウナシュラン2023の有力候補だと思います。