銀座|2023年4月オープンのスパサウナ 『コリドーの湯』

秋田で暮らすサウナ好きデザイナーが行く東京サウナ旅。SPA&SAUNA コリドーの湯のプレオープンにお邪魔してきました。ホテル併設のスパ施設です。

基本情報|SPA&SAUNA コリドーの湯

住所〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目2番18号 グランベルスクエア 4F
アクセスJR新橋駅より徒歩約5分
JR有楽町駅より徒歩8分(日比谷口)
東京メトロ 銀座駅より徒歩約5分(C-1・C-2出口)
東京メトロ 日比谷駅より徒歩約7分(A-11・A-13出口)
東京メトロ 有楽町駅より徒歩8分(A-11・A-13出口)
TEL03-6263-8772
入浴料金60分コース 1,800円
120分コース 2,900円
フリー 3,900円
休日割増し +500円
深夜割増 +1,900円
※タオルセット、館内着付き
営業時間(サウナ・スパ)11:00~翌9:00
風呂内湯、水風呂、オートロウリュサウナ、スチームサウナ(女湯)、外気浴場

SPA&SAUNA コリドーの湯は、2023年9月にオープン予定のGRANBELL SQUAREという、地下3階・地上10階建ての大きな複合商業施設の中の4Fにあります。

2023年4月時点では、SPA&SAUNA コリドーの湯のほかに、GINZA HOTEL by GRANBELL(5~9F)というホテルが入っています。ホテル宿泊者は特別料金で入浴することができます
(宿泊者料金:60分1,440円、120分2,320円、フリー3,120円)。
今秋には、ルーフトップレストランやナイトクラブもオープン予定とのこと。都会的なランドマークとなることが期待できますね!

ラグジュアリーな館内施設

コリドーの湯が入っているGRANBELL SQUAREの4階の内装は、数々の銭湯や温浴施設の設計をしている今井健太郎建築設計事務所が担当。それだけで期待値がだいぶ高まります。

入り口で靴を脱いでロビーへ。スーツケースを入れることができる大きなロッカーもありました!

館内には休憩所や軽食を食べられるお食事処もあるのでフリータイム利用でゆっくり過ごすのも良さそう。

今井健太郎建築設計事務所が設計しているだけあって、館内の照明もどことなくおしゃれ。照明のこだわりを感じます。

個人的にいいなと思ったのは、コワーキングスペースもあること。5席ほどですが、wifi完備・各席に電源もついているのでリモートワーカーにはとてもありがたい。疲れたら、近くのリクライニングで休憩したり、サウナに入っちゃうこともできますね 笑。

浴室スペース

スキンケア・ヘアケア完備の脱衣所

出来立てほやほやの施設は脱衣所もとてもきれい。パウダースペースには、DHCのスキンケア用品とリファのドライヤー。さすが銀座、美容にかけるお金がかかっています。

受付でタオルセットと館内着が入ったバッグを受け取っているので、手ぶらで来ても心配ないです。
プレオープン時だったので、館内着がふかふか。ワッフル素材の上下セットです。

60個あるロッカーはオートロックなので、鍵を入れたまま閉めないように注意が必要です。脱衣所にはフロントにつながる電話が設置してあるので、万が一ロッカーを開けられなくなってもフロントに電話すれば大丈夫です。
たまたま、鍵をロッカーに入れてしまったお客さんと遭遇したのですが、電話してからの対応がとても早かったです。

真っ白な浴室

浴室は、真っ白いタイルと青い照明が都会的で幻想的。女湯はオートロウリュサウナとミストサウナの2種類のサウナが楽しめます。プレオープンだったので、サウナの温度設定などは試験的な内容だったと思います。

浴室手前にはウォーターサーバーがありました。また浴室入ってすぐのところに荷物棚もあり、動線が計算されているようなつくりとなっておりました。

洗い場のシャンプー類もDHCの商品で揃えられていました。

オートロウリュサウナ

20分に1回発動するオートロウリュサウナ。座面にサウナマットが敷かれていますが、入り口に、個人用のタオル生地のサウナマットがたくさん用意されていました。

サウナ室は定員10人ほどの2段のL字型。TVやBGMはなく、とても静かで暗め照明の落ち着いた雰囲気です。温度は90°C近くですが、オートロウリュの湿度も相まってしっかり汗をかくことができました。

サウナ室のドアの隣にはサウナハット掛けがあるなど、サウナーへの配慮を感じます。

ミストサウナ

プレオープン期間の開店時間同時に入店したからか、不安定なセッティングでしたが、色々な表情のミストサウナを楽しむことができました。

1回目:稼働してる?って思うくらいぬるい(おそらくまだ稼働してなかったのでしょう)

2回目:信じられないくらいもくもくのミスト。人の気配もわからないくらい視界が真っ白。他に人は入っておらず、貸切でした。天井からも熱湯がしたたり、それがとても熱くて怖かったです 笑。

3回目:ようやくセッティングが安定した状態のミストサウナに入ることができました。ちょうどいい塩梅のうっすらミストとちょっと高め温度のサウナ室で、しっかり気持ちよく蒸されました。

個人的には、入るたびに違う表情のミストサウナは、安定した時のセッティングよりもとても楽しませてもらいました。

水風呂

GINZA HOTEL by GRANBELL 公式サイトより

サウナをでて、すぐにあるシャワーで体を流したら、目の前にある真っ白いタイルの水風呂にIN。青い照明がとてもきれいで、まるでアートの世界にいるようでした。定員4人ほど入れるゆったりとした広さの水風呂は、16~17°Cを指していました。

外気浴スペース

露天風呂のような扉の先にあるのは、外気浴スペース。フランスのLafumaというメーカーのアウトドア用のチェアが5つほど並んでいました。



一見屋内ですが、外気が入るようになっているので屋外の空気で外気浴が楽しめます。木でできた床は、すぐ乾くようになっており、いろんな人が行き交う中、足元が濡れることもそんなに気になりませんでした。

まとめ

東京駅からも徒歩圏内の場所に新しくできたコリドーの湯。場所柄、リッチ層向けのデザイナーズ銭湯のような場所でした(そう考えると価格帯は高いかな…)。

無駄のないスタイリッシュな内観は、都会ならではの非日常感を味わうことができました。個人的にはサウナ室よりも、浴室の真っ白なタイル張りと青い照明の浴室にうっとり…。思わぬアート浴を楽しむことができました。