木内百貨店のリブランディング
2015年10月~2016年3月、宣伝会議が主催している「宣伝会議アートディレクター養成講
座」に通っていました。アートディレクター養成講座は、アートディレクターに必要な要素を3つのカリキュラムから学び、「考える力」「判断する力」「伝える力」を養う基礎講義、アートディレクター以外の考え方を知ることができる特別講義、実際に手を動かしながら取り組む課題演習と卒業制作があります。特別講義・課題演習を受け、学んだことの集大成として臨んだ卒業制作では、地元である秋田が抱える問題を、自分の視点で考え、デザインで解決する方法を模索しました。この卒業制作では、デザインが世の中に与える可能性を大きく感じる経験となりました。
人口減少率が日本一の秋田県。最も栄えているはずの秋田駅前も人通りが少なく、駅周辺の中心地街をもっと活性化する必要性を感じました。かつて「秋田の三越」と呼ばれた木内百貨店に、人が集まる仕組みを提案しました。木内百貨店が新しいかたちの商業施設として生まれ変わり、リニューアルオープンすることを想定した広告展開として、のれん・シリーズ新聞広告・宣伝ツールを制作しました。
( アートディレクター養成講座卒業制作 宮田クラス銅賞受賞)