オランダ|フェンロー市アルセン村にあるテルマールバードで日帰り入浴

秋田で暮らすサウナ好きデザイナーが行くオランダサウナ旅。フェンロー市にあるThermaalbad Arcenに行ってきました。Thermaalbad Arcenまではアムステルダム中央駅からドイツ方面に向かい電車とバスを乗り継いで約3時間ほど。場所によってはドイツからの方が行きやすいです。

Thermaalbad Arcen|基本情報

テルマールバッドは、Roompot Parkhotel Bad Arcenルームポット パークホテル バート アルセン)というホテルに併設された温浴施設です。日帰り入浴もできますが、年齢制限があり18歳以上の方しか入ることができません

住所Klein Vink 11, 5944 EX Arcen, オランダ
アクセスフェンロー駅から83番もしくは85番のバスに乗ってArcen, Thermaalbadにて下車し、徒歩約10分
入浴料金
平日(月~金)
2.5時間  €17.50
4時間   €22.00
6時間   €26.00
1日    €37.00
追加料金  40分ごとに€1,50
入浴料金
土・日・祝日、学校休業日
2.5時間  €20.50
4時間   €25.00
6時間   €29.00
1日    €37.00
追加料金  40分ごとに€1,50
営業時間8:30〜23:00(入場は21:30まで)
レンタルレンタルタオル €4.0(デポジット€10.0)
バスローブ   €8.0(デポジット€25.0)
パッケージ(タオル、バスローブ、スリッパ)
€14 (デポジット€ 35.0)
風呂屋内プール:1 屋外プール:3 
屋内サウナ:4 屋外サウナ:2 
水着デー毎週水曜日、毎月第1週末
持ち物水着 バスタオル サンダル

停留所でバスを降りると、周りには何もなく広大な自然の中の道路のみ。少し歩いたところにホテルの名前「Roompot」と書かれた看板が見えるので、そちらに向かって歩きます。おそらく車で行く人が多いのでしょう。広い駐車場もありました。

看板のある方に入っていくと、リッチな噴水がお出迎えしてくれます。

水着デー|水着で混浴サウナに入れる日

テルマールバッドの温泉エリアでは水着着用ですが、サウナは男女混浴で裸で入るのがルール。オランダでは、全裸で男女混浴のサウナに入るのが一般的なルールのようです。ですが、毎週水曜日と毎月第1週目の週末のみサウナも水着で入れる水着デーがあります。
裸で混浴のサウナに入るのには抵抗がある方は、水着デーに行くことをおすすめします。

館内に入ると右側にホテルのフロント、左側にレストランがあります。洗練されていてとてもきれいな館内です。

日帰り入浴は、奥の方にあるフロントにて。カード決済可能です。受付時に鍵となるリストバンドを受け取り、リストバンドをかざしてゲートを通ります。時間は各自で自己管理。

いざ温泉エリアへ!

男女一緒のロッカールーム

脱衣所・温浴エリアでは撮影NGなので、うろ覚えで描いたざっくりとした説明イラストにて。
入り口から入ると、右側はパウダースペースになっており、入浴を終えた人がドライヤーで髪を乾かしていました。
左側はロッカールームに続く扉がたくさん並んでいました。

内側と外側に行き来できる着替えスペースを通ってロッカールームに入ります。日本の温浴施設との違いはロッカールームが男女共用のこと。初めは少し戸惑いましたが、着替え用のスペースもあるので問題ありませんでした。

ロッカーはロッカー番号と突起(ボタン)がついたシンプルなもの。はじめは使い方がわからなかったのですが、リストバンドの丸いところを突起に合わせてぎゅーっと押すとボタンとドアの開閉ができる仕組みでした。

当たり前なのですが、自分のリストバンドで鍵をかけたロッカーは他の人のリストバンドでは開かなくなっていて、何がどうなって鍵がかかっているのかとても不思議なロッカーでした。
空いているロッカーならどれを使ってもいいので、自分が使っているロッカー番号を覚えてないといけないので注意しましょう。

18歳以上限定の天然温泉の大きなプール

Thermaalbad Arcen 公式サイトより

Thermaalbad Arcenの水質は、深さ892mの源泉から湧き出る35~36℃の温泉水のお風呂になっています。温泉水には、鉄、マンガン、フッ化物など、多くの有益な天然ミネラルがに含まれています。

3つある屋外温泉も一つ一つがとても大きくきれいなプールのようです。日中でしたが、上質なナイトプールを楽しんでいるようなリッチな気分になれます。
流れるプールや一部がジャグジーになっているプールなど、一つ一つの浴槽(といっていいのかプールと呼んだ方がいいのか)もバラエティ豊か。温泉に入っている感覚は全くなく、水(ぬる湯)遊びを楽しみました。

どの浴槽も135cmの深さがあり、背の低い方は足をつくので精一杯になります(私です)。
18歳以上の年齢制限もあり、客層は20代以上の男女から、おじいちゃんおばあちゃん世代もちらほら。老若男女が思い思いに楽しんでいました。

男女混浴サウナエリア

サウナエリアには、屋外に2つ(スチームサウナとドライサウナ)、屋内に4つのドライサウナ室がありました。
ドライサウナは、広さ・ベンチのレイアウト・照明の明るさ・アロマの香りなど多種多様なフィンランド式サウナ。
部屋ごとにユーカリ、バンブー(竹)、ライム、アルペンハーブなどの香りの名前が名付けられていました。

ロウリュはスタッフが行い、セルフロウリュは禁止されていました。タイミングが合わず、それぞれの匂いを感じ取ることはちょっと難しかったです。でも、部屋ごとに全然雰囲気が違うサウナ室がたくさんあってとても楽しかったです。

2種類の水風呂

屋外エリアの真ん中には、大きな水風呂プール。水温は20度以上ありそうな感じでした。
屋内にも小さいですが、定員1~2名ほどのサイズの冷たい水風呂がありました。どちらも深さ135cmのしっかりとした深さ。
今回、水着デーに訪問できたので水着でサウナも楽しめましたが、水風呂には裸で入るのかな、、と思うと正直日本人にはハードルが高く感じました。

インフィニティ外気浴

また屋外には「SAUNA GARDEN」という名前の外気浴場。四角い噴水を囲む形で、庭に寝そべられるガーデンチェアがずらっと並んでいました。写真でお見せできないのがもどかしいのですが、とても贅沢な一角です。

有料オプション

さらにプラス料金で個室サウナや定員2名のジャグジー薬草風呂などの利用もできました。ガウンを着て入れるレストランスペースもあり、一日中楽しむことができるスポットでした。

2.5時間では足りないくらいの広い施設で、次回行くことがあれば、宿泊だったり1日遊べるプランで来訪したいです。どうか円安が治ってくれますように…!

おまけ|サウナ飯も館内で食べられる!

ご飯は温泉エリア外の、館内入り口付近にあるレストラン「Roompot」にて。私たちは、入浴前に腹ごしらえさせていただきましたが、入浴後のサウナ飯にもおすすめです。

価格も、アムステルダム中央駅付近に比べて、少し安い設定だったのもとても嬉しかったです(切実な円安…)!
野菜が美味しいオランダのトマトで作られたトマトスープがとても美味しかったです。

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