秋田サウナ旅におすすめしたい宿泊施設5選|泊まって分かった“目的別”の選び方

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秋田にUターンしてから、県内にも新しくサウナ施設ができたり、サウナに力を入れた施設が増えてきました。県外のサウナ好きの人にもそのことをたくさん知ってもらいたいと思い、個人的に「秋田でサウナ旅をするならおすすめしたいサウナ付き宿泊施設」を選んでみました!

  • ととのい重視なのか
  • 旅の雰囲気も楽しみたいのか
  • 温泉もセットで満喫したいのか

秋田には、観光も魅力的な場所がたくさんあるので、サウナ旅といってもどんな旅をしたいのか、目的によって、選ぶべき宿はまったく変わります。

この記事では「どこが一番か」を決めるのではなく、 実際に泊まって感じた視点から、目的別に選びやすくまとめました。秋田でサウナ旅を考えている方が、 「ここなら自分に合いそう」と納得して選べる参考になればうれしいです。

文化と空間を味わい、サウナで深めるなら|盆宿U(羽後町)

  • 特別な宿泊とサウナ体験をしたい
  • 秋田の文化に触れてみたい
  • サウナの中で撮影したい

盆宿Uの魅力は、文化財レベルの蔵を改装した建物であること、そして羽後町を代表する重要無形民俗文化財「西馬音内盆踊り」の文化に触れることができることだと思います。
近隣には、西馬音内盆踊り会館や、実際にお祭りで使われている端縫いの着物の着付け体験や藍染体験ができるお店などがあり、町全体で観光を楽しめるようになっています。

蔵の建造物をリノベーションしたサウナは、スマホの持ち込みOK!サウナ室では祭りのお囃子を楽しんだり、日本酒の仕込み水と同じ水質の水風呂に入ることができて、ここならではのサウナ体験ができます。宿泊とは別料金・水着着用での利用となりますが(日帰りプランあり)、絶対つけて欲しいオプションです。

一人旅でも利用しやすいドミトリータイプの部屋や、特別な宿泊体験ができるスイートルームがあるので、ご家族での宿泊にもおすすめです。

この空間に泊まれる日があるか、先に確認しておくと安心です。

海×サウナの旅感を楽しむなら|ホテルかぜまちみなと(男鹿市)

  • サウナも好きだけど「旅感」も大事
  • 男鹿らしいロケーションも重視したい
  • デザインのある宿が好き

かつて「風待ち港」として栄えていた町にできた「ホテルかぜまちみなと」。個人的に一番印象に残ったのは、ホテル全体の空間デザインで“海と風を表現している”ことでした。
海の泡を思わせる丸みのあるラウンドデザイン、綺麗なグラデーションのカーテンに包まれた空間デザインなど、所々に居心地とセンスの良さを感じるポイントが散りばめられていました。

宿泊者しか入れないサウナもデザイン設計された作りで特別な体験。サウナに入りながら港町ならではの海の景色が楽しめます。人数に合わせていろんなタイプの個室プランのほかに、安価に泊まれるドミトリータイプの部屋もあります。
かぜまちみなとのある男鹿市は、ナマハゲ発祥の地であったり、全国的に有名なアジサイの名所「雲昌寺」など見どころがたくさんある観光地でもあります。雰囲気が合いそうなら、泊まれる日を一度チェックしてみてください。

サウナ体験そのものを主役にするなら|MUSIRO SAUNA(横手市)

  • プライベート空間でサウナを楽しみたい
  • 旅先で地元の人と交流してみたい
  • サウナ後は美味しいお酒を飲みたい

蔵をリノベーションしたプライベートサウナに泊まれるMUSIRO SAUNA。一棟貸切なのでプライベートな時間を過ごせます。また敷地内にはタップルームも常設しているので、サウナ後にお酒を飲むこともでき、MUSIROSAUNAでは、サウナをメインとした贅沢な宿泊プランを楽しめます。

近隣には姉妹店のHostel&Bar CAMOSIBAもあり、そこでの食事も可能(発酵文化のお料理が美味しい!)。地域に住む方やCAMOSIBAの宿泊者とのコミュニケーションも楽しめるかもしれません。

サウナ目的の日が決まっているなら、空き状況の確認がおすすめです。

旅とのバランス・気軽さ重視なら|Regions Hostel(横手市)

  • サウナも旅も両方楽しみたい
  • 宿泊費は抑えつつサウナも楽しみたい
  • 一人旅もしくは軽めのサウナ旅

Regions Hostelの良さは、「サウナ旅を日常の延長として楽しめる」ところだと感じました。ゲストハウスらしい気軽さがありつつ、サウナも“おまけ”ではなく、ちゃんと用意されています。
共有スペースのコモンエリアにはWiFiや充電設備を完備しており、静かな環境で集中してリモートワークができるので、サウナを楽しみながらのワーケーションにも便利です。
必要なものだけが揃ったシンプルさで、「特別な一泊」というよりも続けやすいサウナ旅におすすめです。

予定が固まっていなくても、空き状況は気軽に確認できます。

温泉旅×サウナを満喫するなら|学校の栖(にかほ市)

  • 温泉もサウナも両方楽しみたい
  • ゆったりした滞在をしたい
  • 地元食材を使った食事も楽しみたい

学校の栖は、明治7年から昭和55年まで旧・大竹小学校だった建物を活用した温泉宿。桜と欅、竹林に囲まれた平屋で静かな場所は、まるでタイムスリップしたような雰囲気です。
当時の教室をリノベーションした客室は、上品で和モダンなイメージ。2021年にリニューアルした施設なので館内も新しくてきれいです。
自慢の金浦港の新鮮な魚料理をはじめとした近隣地域の野菜や特産品を使った料理がとても豪華。
濃度の濃い温泉とサウナを堪能しながら、本格的な湯治旅ができます。

私が行った時も、既にクオリティの高いサウナ体験ができたのですが、男性は屋外にあるバレルサウナも楽しめるようになっているようです。

2026年2月1日(日)〜3月13日(金)は、浴室および浴槽の改修工事を実施するため、休館するとのことですが、県内のサウナ好きの方からも評価の高い施設なのでリニューアルがとても楽しみな温泉宿。要チェックです!

再開時期に合わせて、空き状況を一度見ておくと安心です。

まとめ|迷ったら「旅の目的」で選ぶ

秋田のサウナ付き宿は、それぞれに良さがあります。だからこそ、 「どこが一番か」ではなく、 「どんな旅をしたいか」で選ぶのがいちばん後悔がありません。この記事が、秋田サウナ旅のきっかけになればうれしいです。