秋田で暮らすサウナ好きデザイナーが行く関西サウナ旅。2023年4月に大阪府に開業した大阪サウナDESSEに行ってきました。関西の都市型サウナ施設です。
一つ前の記事であるTOTOPA 都立明治公園店と同じく、サウナシュラン2024を受賞(第4位)。
基本情報|大阪サウナDESSE
住所 | 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目6−18 ケーズビル心斎橋 4階 |
アクセス | 大阪メトロ心斎橋駅1番出口より徒歩3分 |
入浴料金 | 1,500円 / 〜1時間(6:00〜9:00 / 11:00〜17:00限定) 2,600円 / 〜2時間 3,700円 / フリーコース 3,700円 / ナイト3時間(22時〜翌朝6時 限定) ※24:00〜翌朝6:00 は深夜料金として+2,000円かかります |
営業時間 | 0:00~9:00(最終受付 8:00), 11:00~0:00(最終受付 23:00) |
メンズ&レディースデーのサウナ | 男性:川/蔵/庭/森 女性:水面/茶室/離れ ※毎週木曜日以外は男性専用サウナとなっています。詳しくは、公式サイトのスケジュールをご確認ください。 |
レンタル | バスタオル(150円) フェイスタオル(2枚まで無料)など |
サウナは裸で入るので基本的に持ち物不要です。水分補給用のウォーターサーバーも設置されていました。私は有料のバスタオルをレンタルしましたが、フェイスタオルも2枚まで無料で使えるので手ぶらで行っても問題なくサウナを楽しむことができました。
上記記載のサウナの他にも、予約制で利用ができる貸切サウナ「結びサウナ」もあります。こちらのサウナは水着が必要なので、ご注意ください。また、異性での利用は基本的にできないとのことでした(家族・要介護の方除く)。
結びサウナ(貸切) | |
入浴料金(定員6人) | 2時間 20,000円(〜4名) ※5人以上〜+2000円かかります |
利用時間 | 11:30,14:30,17:30,20:30 |
レンタル | タオルセット/サウナハット/ガウン/シャンプー/トリートメント/ボディソープ/ドライヤー/乳液/化粧水/ヘアワックス |
大阪サウナDESSEは心斎橋にある商店街の中にあるビルの中にありました。
建物の1Fは手前側がカフェとなっており、中に入るとパチンコ屋さんの入っている建物の4Fに大阪サウナDESSEがあります。
女性は木曜日のみ・メンズ&レディースデーに訪問
大阪サウナDESSEは基本的に男性専用のサウナ施設です。しかし毎週木曜日のみ、レディースデーもしくはメンズ&レディースデーとして女性も入れるようになっています。行く前に公式サイトのスケジュールを確認してから向かうことをおすすめします。今回ラッキーなことに、メンズ&レディースデーの日に伺うことができました。
サウナDESSE に潜入してみた
エレベーターを降りると目の前に広がる圧巻のイラストが描かれた靴棚。靴を脱いで中のフロントへ向かいます。
フロントで説明を受けて、サウナに入ることができます。受付で、脱衣ロッカーの鍵を受け取っていざ入湯!
の前に、フロントのカウンター周りにはたくさんのオリジナルグッズ。ついつい物色してしまいます。
アパレルグッズもなんだかオシャレ。さすが関西、商売上手です。
やっとのことでいざ入湯!
サウナは全部で7つ!
メンズ&レディースデーは、女性サウナ(左側)は水面/茶室/離れ という名前の3つのサウナ、男性サウナ(右側)は川/蔵/庭/森の4つのサウナに入ることができます。今回は女性サウナにある3つのサウナについてのレポートをさせていただきます。
暖簾をくぐった先には、グレーを基調としたロッカールーム。ロッカー番号が「26○○」となっているのが印象的。「26(フロ)」と掛けているんでしょうね、小ネタが仕込まれていました。ちなみに男性用サウナは「37○○(サウナ)」となっているようです。
女性が入れる方の浴室の全体像は上記のような雰囲気のレイアウト。広さはそんなに広くないですが、3つのサウナと暖かいお風呂、細長い水風呂とコンテンツが盛りだくさん。各サウナ室の前にはビート板式のサウナマットも完備。ウォーターサーバーも常設しており、中には「スパ水」と名付けられたカルダモンとフェンネルシードのデトックスウォーター。サウナへのこだわりがとても詰まってました。
8つ並んだ洗い場には、オリジナルのシャントリ類や泡立ちがいいボディタオルなどが完備。フェイスタオルも2枚までですが自由に使え、かるまるさながらのホスピタリティを感じます。脱衣所と浴室はこぢんまりとしながらもとてもきれい。新しい都市型サウナといった印象です。あまりにもきれいな浴室だったので、裸で入るのに最初少し戸惑いました 笑。
オリジナルシャンプーは、使用後いつもより髪の毛がサラサラになるのを感じました。こちら、店内にて販売もされておりました(シャンプー/トリートメント:4,950円、ボディソープ:2,600円)。うーん、個人的にはちょっとお高い…。けど、品質はとても良かったです!
水面サウナ
浴室の一番奥、水風呂の真後ろにある水面サウナ。寝そべることができる深い背もたれと広い幅の I字型ベンチ。定員は6名ほどの広さでした。目の前が大きな窓になっていました。ベンチから、天井に映る水風呂の水面の影がゆらゆら揺れているのが見えました。
水面のサウナでは、奇数時になるとアウフグースを行うとのことでタイミングよく入ることができました!
音楽に合わせて熱波師が舞い踊るようなアウフグースショーではなく、BGMのない静かな空間で一人一人に熱波を送ってくれるアウフグース。熱波を浴びながら深呼吸をして、静かに過ごすひとときでした。アウフグースをしてくれるスタッフさんの声も小さく、正直何を言っているのかよくわかりませんでした 笑。
また寝そべられるように設計されたベンチですが、座面も背もたれもとても熱くなっていて、サウナマットを敷かないと寝そべられなかったです 苦笑。サウナマット2枚使いして入ることをおすすめします!
茶室サウナ
サウナストーブの上に透明なやかん、その中に入ったお茶でオートロウリュが発動するサウナ。他のサウナと比べて温度が低めの設定。こちらではおしゃべりOKとのことでした。お子守りスペースのようになっているところもあり、そこから 浴室全体を一望できるようになってましたが、ソロから丸見えになりそうで入る勇気はありませんでした 苦笑。
床が畳になっていたり、お茶ロウリュへのこだわりも感じたこちらのサウナですが、残念なことに畳が浮いていたり、壁の隅間の綻びが目についたり、入り口付近の足元に排水溝があったりと、ところどころ残念ポイントが…。私の目が細かいのか、ちょっとしたところが勿体無いなという印象でした。。
はなれサウナ
定員4人ほどの小さな個室サウナ。高い位置にベンチがあり、体感とても熱いサウナでした。こちらではセルフロウリュができました。こちらでは静かに過ごすようにと注意書きが書いてありました。隣の茶室サウナに入っていた時に、こちらで話していたガールズたちの会話や笑い声が聞こえてきたので、そちらに対する配慮なのかな。
タイミングによってBGMがノリノリなアップテンポだったりw、友人同士で入っていたら話したくなるような空間でしたが、こちらでは我慢しましょう。
水風呂・温風呂
サウナDESSEには、水風呂だけでなく、暖かいお風呂もありました。新しい都市型サウナ施設だと、暖かいお風呂がない施設がほとんどだったりするのですが、地味に嬉しいポイント。お風呂の中に、ガーデンチェアが設置されていて、座ってぬくもりながらおしゃべりしているガールズもいました。
温風呂のある壁には、館内サウナ飯の案内ポスターも飾られていて、サウナに入りながら、食欲もそそられました。
大阪の商売上手のマインド、本当に尊敬します。商売下手な秋田県民として見習いたい…!
水面サウナの前にある細長い水風呂は定員5名ほどの大きさ。備長炭のようなものも入っていて水質を維持しているようでした。温度も14〜15℃ほどで、程よくキンキンに。すぐ近くのアディロンダックに座って恍惚のととのいタイム…。
たくさんのサウナに入った入浴後、脱衣所にはダイソンのヘアドライヤーやリファのヘアアイロン。帰りの身支度も贅沢に過ごすことができました。
サウナ後のお楽しみ
サウナ DESSEにはお食事スペースやお子守りスペースがあるので、サウナ後にゆっくり休憩することもできます。
漫画や雑誌などもおいてありました。2時間コースだと正直足りないんじゃないかと思う充実ぶり。
メンズ&レディースデーは2時間コース料金で、2.5時間楽しむことができるので、サウナ後のデザートにプリンを注文♪メンズ&レディースデーは入れるサウナが少ない分、ゆとりを持って休憩も取れるので満足度高いサウナ活動をすることができました!
1日20食限定というサウナDESSEのプリン。まんまと浴室内にあったポスター効果と「限定」という言葉に惹かれて頼んじゃいました。味変には竹墨の塩をかけて塩分補給。
竹墨の塩によってより甘さが際立つプリンは冬のサウナ活動にぴったりのデザートでした。
帰りは精算機にて
お会計は精算機にてお会計。真ん中の箱にロッカーキーを返却します。
シューズロッカーキーについている丸い部分を使ってゲートを通り体感。壁にはたくさんのサインが書かれてました。
サウナDESSEはこだわりが詰まったサウナだった
サウナに関しては、正直辛口な感想を書いてしまいましたが、全体的にとてもお金がかけられていて贅沢なサウナ施設でした。支配人のやりたいサウナへのこだわりが詰まっているのを感じました。それでも完璧に実現するには設計が難しいんだな、というのも垣間見えました。
サウナ内には複数のスタッフが清掃していたり様子を見ていて男性専用サウナのレディースデー並みに働いていて、とても安心感がありました。人件費もかかっていることでしょう。
今回は入れなかったサウナには、女性は偶数週の木曜日に入れるそうなので、スケジュール合わせてまた行きたいです!