
秋田で暮らすサウナ好きデザイナーが行く関西サウナ旅。兵庫県神戸市にある神戸レディススパに行ってきました。建物の5~8Fが男性専用サウナ&カプセルホテルである「神戸レディススパ」が入っており、2~4Fがレディスフロアである「神戸レディススパ
」となっています。
今回は神戸レディススパで大学時代の友人たちと女子会のような使い方をしたのですが、とても楽しく過ごせたので紹介したいと思います。
神戸レディススパ|基本情報
住所 | 〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目2−10 神戸サウナビル |
アクセス | 阪急三宮駅西口より徒歩5分 JR三ノ宮駅西口より徒歩8分 |
入浴料金 | 1,900円/1時間(8:00~翌5:00 1時間までのご利用) フリータイム 2,900円(最大 午前8:00~翌午前10:00) モーニングコース 2,300円(5:00~10:00 受付時間は8:00まで) ナイト3hコース 2,400円(3時間までのご利用 23:00~翌5:00) 岩盤浴 入浴料金+520円(9:00~翌7:00) |
営業時間 | 24時間営業 |
風呂 | 温風呂、ジェット湯、寝湯、檜風呂、ドライサウナ、ミストサウナ、外気浴場 |
無料レンタル | 館内着、フェイスタオル、バスタオル |
神戸レディススパは、カプセルホテルとしての宿泊施設も担っているので、女性でも安価で宿泊することもできます!
ちなみに男性はこちら。
歴史のある老舗サウナ
1954年に創業した男性専用サウナ施設の神戸サウナ。レディースフロアの神戸レディススパは1971年に開業という、とても歴史のある老舗サウナ施設です。1995年1月には、阪神淡路大震災により営業休止を余儀なくされましたが、ファンの再開を望む声に応える形で約2年半後には営業を再開しました。
また神戸レディススパは、2020年12月に全面リニューアルオープンしました。
主なリニューアル内容
- 女性専用カプセルホテルの設置
- ローズテルマリウム(バラのミストサウナ)の導入
- テラ・ルーム(ゲルマ鉱石を使用した岩盤浴)の設置
- ルナ・ルーム(シュンガイト鉱石を使用した岩盤浴)の設置
- タイ古式ボディケアなどのメニューの追加
神戸レディススパの特別クーポン情報
神戸レディススパを少しでもお得に利用するクーポンは現在見つかりませんでしたが、日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」では過去にクーポンがあったようです。タイミングが合えば、いつかまた使えるようになるかもしれないので念の為リンクバナーを貼っておきます。
神戸サウナビルに潜入

神戸サウナ&スパと神戸レディススパ
が入ったさうなーにとってマンモスビルの神戸サウナビル。中に入ると1Fには31アイス(サーティワンアイスクリーム)のショップや靴磨き屋さん。初めての訪問の身としては、少し意表をつかれました。ちなみに2Fにはファミリーレストランのガストが入っていました。

サウナフロアへは奥にあるエレベーターを使います。岩の形に装飾されたドアと真ん中の表札から、独特の世界観を感じます。女性は3F、男性は6Fまで。神戸レディススパへ行くので3Fに上がります。

エレベーターを降りた足元には、大きくロゴがあしらわれたオリジナルのフロアマット。細かな演出にテンションが上がります!

目の前に広がるラグジュアリー空間。サウナというよりもエステに来たような感覚を覚えます。
サウナ好きな人でなくても、こういう空間だと入りやすそうだなと思いました。

右側奥に入り口がありました。

扉を開けると、こりゃまたエステサロンのようなフロント。ドキドキしながら靴を脱いで受付します。
入り口にはサウナグッズの販売も充実してました。

神戸レディススパ|3Fフロントフロア全貌

受付を終えて、館内を散策。フロント奥の扉を開けた先には、右側には脱衣所と浴室。左側にトイレがある通路をまっすぐ進むと、大きなテーブルのあるダイニングルーム。北欧っぽいイメージの女性らしい空間です。奥にはマッサージルームや仮眠ができるスーペリアシートのある部屋がありました。
館内はそんなに広くないので、友人と現地集合でもスムーズに落ち合えます。
神戸サウナでの快適な過ごし方
受付で大まかな説明を受けて入館します。今回はフリータイムのサウナ&スパ利用。1時間以内にサクッとすませたい人は、割引価格のリフレッシュコース1,900円もあります。1時間過ぎたら自動的にフリータイム料金になるそうです。

快適な滞在のための宿泊プラン
神戸レディススパは、宿泊施設としてもおすすめです。
カプセルホテル宿泊料金 | チェックイン:15:00 チェックアウト:12:00 |
月〜木曜・日・祝日 | 上段:5,600円~ 下段:5,800円~ |
金・土・祝前日 | 上段:6,100円~ 下段:6,300円~ |
今回は日帰りのフリープランの利用でしたが、カプセルホテルとしての利用や+520円で岩盤浴の利用ができます。
神戸女子旅の強い味方のスーパー施設です!また深夜料金800円で利用できるスーペリアシートが、日中は無料開放しているとのこと(!)で、友人との合流前に少し仮眠させてもらいましたzzz
日帰り利用でも仮眠できるスーペリアシート

本来、有料(800円)で利用できるスーペリアシートは全体の照明が暗く設定されており、寝たい人にとっては最高のコンディション。隣のスペースとの間に仕切りもあるので、ある程度のプライベート空間が確保できます。自分のスペースの照明は調整できるので、ここで本や雑誌を読むこともできました。
長旅で体力を消耗していた身としてはとてもありがたいスペースでした…zzz

神戸レディススパで天然温泉を体験
神戸レディススパの温泉は、地下1,004メートルから湧出した天然温泉。神戸レディススパのある地区は、かつて生田神社の神域の地域であったことから「神乃湯温泉(かみのゆおんせん)」と呼ばれています。
タオルや館内着の用意
細長いロッカーがずらっと並んだロッカールーム。ロッカーの中には館内着のガウンとバスタオルが入っていました。脱衣所と浴室の間にも荷物用の小さなロッカーが並んでいるスペースの間。そこにたくさんのフェイスタオルが積んであったり食用の氷も置いてありました。今まで体験してきた男性専用施設と似たサウナー向けの動線です。
神戸レディススパの浴室に一歩足を踏み入れる
テルマーのようなギリシャのお風呂のような内装の浴室。一歩足を踏み入れると、足元にシャワーが噴出してきました!これにはちょっとびっくり。
入り口から、左側にドライサウナと給水機。手前から水風呂、大きな浴槽にはジェット湯や寝湯などさまざまな浴槽が並んでいました。奥に進むと、白を基調としたとても綺麗な洗い場がありました。大きめな椅子で座ると安定感がありました。洗い場にあるシャントリ類はジーラ製。泡立てタオルも置いてありました。
神戸レディススパのドライサウナをレビュー
ドライサウナは2段L字型レイアウト。室内のあらゆる席の近くに砂時計がセットされていました。
座面にも大きなサウナマットが敷いてありますが、サウナ室前にある薄い小豆色のタオル地のサウナマットが使い放題。1番奥にセルフロウリュができる大きなサウナストーブが鎮座。温度は90℃くらいで、体感低めの温度で長く居られました。
サウナを出てすぐにある水風呂は定員4人ほどの広さで、温度は体感17から18℃くらいでした。神戸のお水といえば、六甲のおいしい水を連想するからなのか、なんとなく水質が良く感じて安心感のある水風呂でした。
真っ白いテラスで外気浴
水風呂を上がった後、すぐ近くに外気浴場に続くドアがありました。
ドアを開けると、外からの視線をシャットアウトするために、白い布と木製の真っ白い世界が広がります。上部からは太陽の光が入ってきて安心感もありとても心地よい空間。
外気浴場には白いガーデンチェアが3脚ならんてでいました。足元のちょうどいい場所に当たる位置に真っ白なベンチがあり、そこに足を乗せると極上のととのいタイムを過ごせました。
ローズテルマ|スチームサウナを体験
浴室の奥、洗い場の近くにあるスチームサウナ。ローズテルマという名前だそう。浴室真ん中に置いてある、ピンク色のローズソルトを持って入ります。
2層の可愛い色のローズソルトはなんだか美味しそう(食べられません)。こちらを体に塗りながら入ります。
こちらのサウナ室内は8角形の壁沿いにベンチがあり、真ん中に蒸気が上がるストーブが鎮座。壁やベンチはタイル張りになっていて、壁には大きなバラがタイルで描かれていました。時々、真ん中の蒸気がプシューっと噴出して湿度がブワッと上がっていくのがとても心地よかったです。
ローズソルトからなのか、上記からなのか、室内には薔薇の匂いが広がっていました。とても女子力が高いスチームサウナで、ちょっとしたエステやスパ気分を味わえました。
とても綺麗で女子力が高い浴室で上質なスパ体験をした後は、館内着のガウンを着て身支度。脱衣所にもドライヤーや洗面台がありますが、ダイニングスペースの方に進むとパウダールームがあります。広さやアメニティ類もそちらが充実してました。

薄手のワッフル生地のガウンタイプの館内着。胸元には神戸レディススパのロゴマーク。お風呂に入った後は、友人たちみんなでこの館内着を着てご飯を食べました。
カフェメニューから居酒屋メニューまで!充実のダイニング

ダイニングルームは大体15~6席ほどとそんなに広くないですが、運良く空いていてほとんど貸切状態でした。
各席にメニューだけ置いてあって、スタッフは常駐していないので、テーブルにあるピンポンを押して注文します。
そのおかげで、気兼ねなくガールズ(レディース?)トークを繰り広げられました。

館内の飲食メニューは、定食をはじめ、単品メニューや居酒屋メニュー、さらにカフェメニューなど多彩なラインナップ!しかもフリータイムなので昼ごはん〜夜ごはんまで、ずっとだべることも可能です(!)。
お会計は注文の際にロッカーキーがついているリストバンドにて管理されていて、帰り際にフロントにて支払います。

値段も良心的で、量も程よくボリューミー。驚いたのは、友人が注文した「カツオのたたき定食」。分厚い鰹が立った状態で盛り付けされて運ばれてきたのですが、これでご飯と味噌汁小鉢付きで1,160円は安くないですか!?


お会計もそれぞれなので、お腹の空き具合もバラバラで各自自由なメニューをチョイス。単品でご飯物だけ頼んだり、おつまみやカフェメニューを注文したりととても自由な集まりです 笑。

水分補給用のお水も設置されているので、ここぞとばかりに長居させてもらっちゃいました。ドリンクもお酒メニューもソフトドリンクも充実していました。
当初は近隣のお店に行くことも検討していたのですが、フリータイムで時間制限もないこと、充実したメニュー、そして何より居心地の良さから、終始神戸レディススパで過ごしました。すぐにお風呂にも入れる神戸レディススパ
女子会、関西女子におすすめです!
神戸レディススパ周辺のスポット
神戸レディススパのある神戸・三宮は、神戸市の中心部で、ショッピングやグルメ、観光など、さまざまな楽しみ方ができます。繁華街として、神戸観光の拠点となっています。
神戸牛のステーキを食べる
帰り道に三宮駅周辺を歩くと、たくさんのステーキ屋さんが目に入ってきました。神戸を観光するのであれば、どうやら「神戸牛のステーキ」を食べるべきなのでしょう。次回三宮を訪れるときは、是非ともチェックしておきたいです。ただ神戸牛は高級品なので、できるだけ価格を抑えながらも美味しいものを食べたいですよね?(私はそうしたい!)
そんな時におすすめなのが、高級ホテルや旅館・レストランなどの予約ができる一休というサイト。地元ではあまり使わないのですが、都会へ旅行に行くときなど、ちょっと贅沢なご飯が食べたいという時にお店探しから予約する時にとても便利です。間違いなく美味しいお店を探せるのと、一休ならではのお得なプラン(タイミングが合えばタイムセールも!)で予約することもできるので、よかったらチェックしてみてください。
今回は神戸牛ステーキを食べることなく帰ってきてしまったのですが、次回行く時にはチェックしておきたいです!
スパ後に行きたい人気の観光地
また近隣には日本の三大中華街のひとつ、「南京町」があります。中華食材、雑貨、料理など多彩なお店が連なっているので歩いているだけで異国情緒を味わえそうです。
他にも、神戸マルイやミント神戸などのファッションビルや、カフェや古着屋さんなど個性的なお店が並んだ栄町・乙仲通りなど、散策するだけで一日終わってしまいそうな観光エリアでした。今回は散々夜までおしゃべりと入浴を楽しんで、お腹いっぱいの夜道だったので今回は観光できませんでしたが、次回は神戸レディススパのカプセルホテルを拠点に滞在した旅行もしたいと新しい楽しみが増えました!
おまけ

1日ずっと神戸レディススパで過ごして、帰る頃には真っ暗に。入る時には気がつきませんでしたが、入り口に大きなモアイ像。12月だったので、このときはサンタ帽をかぶっていました 笑。写真左側の角の奥へ進むと↓顔は目ボードもありました。

ととのったぁ〜。