2022年7月末にオープンしたedén(正式名称 かつうら海中公園滞在型観光施設)に連れて行ってもらいました。
近隣には海水浴場や海の博物館などファミリー向けの場所が多いのですが、edénができたことによって、そこだけ外国のような、とてもおしゃれな海岸スポットとなっておりました。
edén(エデン) とは
勝浦市が建設するオールオーシャンビューの複合施設。スパ利用は男女共用で水着を着て入ります。
1Fはレストラン/ショップ、2Fはサウナ付サーマルスプリングスパ(天然温泉スパ)です。
住所 | 〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾272 勝浦海中公園内 |
TEL | 0470-64-6377(スパ) |
料金 | 最初の1時間 1,320円+入湯税 150円/以降1時間毎 1,320円 (3歳以上小学生まで 880円)※予約不可 |
営業時間 | 10:00~22:00(最終受付21:00) |
レンタル | タオル・浴室内ドリンクセット 500円 水着 1,200円 バスローブ 1,500円 |
海を一望できる温泉スパ
水着に着替えて、階段で2Fへ行くと開放感のあるビーチリゾートのような景色がありました。とてもおしゃれな空間。他の利用者の方の迷惑にならない範囲での写真撮影も可能。
屋内の浴場ラウンジの壁は、勝浦の特徴である、リアス式海岸の美しい断層をイメージしているそう。ただおしゃれなだけでなく、地域に根付いたコンセプトまで素敵です。
勝浦海岸を一望できる屋外スパ
屋外プールは温水なので、安心して入れます。というか泳げます。プールから海岸が見下ろせるオーシャンビュー。
行ったことないけど、シンガポールにあるマリーナベイサンズの屋上プールってこんな感じなのかな。とてもリッチな気分になれるプールです。
グループ利用できるサウナ
サウナ室は定員8名ほどの正方形に近い作り。窓際が一面大きな窓になっており、太陽の光を感じたり外のプールに入っている仲間たちとコミュニケーションとることもできます。
温度は90°C前後ですが、座面が低いので体感はそんなに熱くなく、初心者にも優しい温度(個人の感想です)。
大きなサウナストーンはセルフロウリュOK(無臭)。
貸切ではないので仲間たちと入っても、気を使いあい黙浴。BGMやアロマの匂いがないので、サ室内で体を暖めるにはちょっともどかしかったです 笑。
水風呂
水風呂はサウナを出てすぐ横にある、定員4人ほどの小さな浴槽のみ。温度は15°Cくらいとキンキンに冷たくて良いのですが、スパ全体の規模の割に小さいかなという印象。温度の違う水風呂とかがあるといいのにな、と思いました。
後から知ったのですが、水風呂の隣の浴槽は、千葉県君津市の「濃溝温泉 千寿の湯」からの運び湯を使っているとのこと。泉質は「重炭酸ソーダ泉」で、「美人の湯(美肌の湯)」と言われる成分が多く含まれており、肌に良さそう。透明で、匂いもなかったので、気がつきませんでした。もっとちゃんと入っておけばよかったです。
外気浴
外気浴は屋外のビューテラスで。座面がマットになっているので寝心地もGOOD。この日は天気が良すぎて寝っ転がると太陽が眩しかったです。
スパ利用者の客層
スパ利用の客層は、サウナ好きの男女グループ(20〜40代くらい)やカップルなど。サウナハットをかぶっている方が多く、サウナ好きの方が多い印象です。逆にいうとサウナに興味がないと訪れないような場所なのかなという印象でした。一人で行くには寂しいので、友達、カップルやグループ利用で行くことをおすすめします。
オープンしたてで予約不可の施設なので、混んでいるだろうなと恐る恐る行ってみたのですが、混雑時は入場規制をかけているそうで、全く混むことがなくとても快適に過ごすことができました。公共交通機関で行くには難しい場所にあるからか、平日は空いているそうです。
サ飯は1Fレストランで
1Fのレストランは、地元で採れた野菜を使ったシーフードレストラン。本格的な地中海料理が楽しめます。
edénを運営している「Salt Group」という会社は、食を軸としたさまざまな事業をしています。自社ブランドのレストランやカフェも多数運営しているので、サウナ後のご飯も間違いないです。
焚き火もあるテラス席でのパエリアやタパス類は、格別の美味しさ。レストランのみの利用者もたくさんいそうです。
まるで外国の海岸沿いにきたような気分になれたedén。贅沢な勝浦の非日常が味わえました。