【移住で20万円分お得】若者移住促進事業補助金を利用してみた

引っ越す前に申請

秋田にAターンするにあたり、こちらの補助金制度に申込しました。

補助対象者および同居するかた1人につき上限20万円(県外出身者の場合は1人につき15万円を加算)

と書いてありますが、20万円丸々現金でもらえるわけではなく、購入した家具家電・引越しにかかった費用などを補助してくれる仕組みです。

申請書類の提出は、秋田市に引っ越す2週間前を目処に出さないといけません…!転入日直前に書類に不備があったり不足してたりすると、補助金の対象とならない場合があるので要注意…⚠️

引越し日が決まっていたら、1ヶ月前には準備を進めることをおすすめします。補助金をもらうために資料を準備するのは正直めんどくさかったです…😅(20万円は私にとっては大金なので頑張りました✌️)

補助対象者

補助金をもらうには、数々の条件があります。40歳未満で社会人であればほとんどの方が対象者に当てはまりそうです(前提として秋田市に移住する人であれば)🤓

事業開始日以降に秋田市に転入するかたで、次の要件をすべて満たすかたが対象となります。

・秋田県外から転入するかた(転入前1年以上継続して秋田県外に居住していたかたに限る。)
・40歳未満のかた、または40歳未満のかたと同居する40歳未満のご夫婦や同居する40歳未満の親族(お子さんは18歳以上であること)
・申請時に秋田県のサイト「“秋田暮らし”はじめの一歩」などで移住定住希望登録をしているかた
・市内で新たに常用雇用されるかた、または市内で新たに事業を営もうとするかた
注)新卒者は除きます。

注)「40歳未満」とは、転入日の満年齢をいいます。

ちなみに私は2022年6月15日に東京から秋田市に移住(約10年東京で暮らしてました)。
・30代 女性 単身
・秋田市出身(生まれてから20歳頃まで秋田で暮らしてました)
・実家に戻る形でAターン
・会社に属さずフリーランスとして活動(2021年12月に開業)

対象経費

対象費用は下記の通り。私は家具家電が欲しいものいくつかあったのですが、なぜかPCはNGと言われました😅なので申請する際は、少し幅を持って計画を立てることをおすすめします。

住居の確保に要する費用】
・市内で住宅を新築、購入、賃借するための費用
・県外から当該住宅に転居するための費用
【移動手段の確保に要する費用】
・運転免許の取得費用
・自動車、自動二輪車または自転車の購入費用
【生活必需品の購入に要する費用】
・家具および家庭用電気機械器具の購入費用

申込手順

手順はざっくりと下記の通り。

  1. 秋田市に申請書類の提出(提出したら、市から交付決定通知が届きます)
  2. 秋田市に引越し(引越し業者代も対象です✨)
  3. 申請に出したものを購入
  4. 交付請求書の提出
  5. 口座振込

秋田市に申請書類の提出

引越し日2週間前に提出しないといけません。下記、全員共通で提出する書類です。

(1) 全員共通
□ 転入前の住所地の世帯全員の住民票
□ 世帯全員の秋田市市税に未納がないことを証する納税証明書
□ 雇用通知書、事業計画書など「市内で新たに常用雇用される者又は新たに事業を営もうとする者」であることを確認できる書類の写し(県外本社企業の場合は、主な勤務地が秋田県であることが明記されていること。)

秋田市若者移住促進事業 様式一式

他にも、住居の確保や、移動手段の確保に要する費用の申請などどの費用に対して申請するかによって提出書類が変わってきます。

対象経費の見積書は購入先からもらうこと

私は、家具・家電製品の購入費用の見積書の写しを提出しましたが、どの費用に充てるのか決めていなかったので、とにかくネットで欲しいものを探し自分でほしい物リストとして、「どの商品を購入する予定か・購入先URL・価格」などの詳細を表にしたものをまとめて提出しました(が、こちらは却下されました…😅)

市役所のサイトに本人作成のものは不可と書かれていました😅購入先から見積もりをもらわないといけないようです😩

たとえば、「ドラム式洗濯機が欲しい」と思っても「どこで買うか・どの機種を買うか」を提示しないといけません。迷っているなら候補全てのものの見積書をもらいましょう!

秋田市市税に未納がないことを証明する書類

秋田市が発行する完納証明書又は資産無し証明書。正直これがめんどくさかった…。
東京に住んでいたので、直接秋田市役所にはなかなか行けず郵送で請求しました。

・完納証明書の請求書(もしくは資産無し証明書)
・定額小為替(300円x必要部数)
・本人確認書類のコピー
・244円分の切手(84円+特定記録手数料160円)を貼った返信用封筒

上記4点を用意し、秋田市に請求。1週間もあれば送付してくれますが、提出書類の準備期間を考えて、早めに準備しておくことをお勧めします。

また私の場合、実家に引越しをしたのですがその場合、完納証明書は一緒に住んでいる家族の分も必要でした。世帯全員のものが必要とのことで、1人のものにつき300円ずつかかります😩

事業計画書

自作の事業概要計画書を提出しましたが、こちらも却下😅

本来は、引っ越す前に開業届に関する「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」を管轄の税務署に提出しなければならなかったのですが、それをせずに引越ししてしまいました。。

交付決定通知が届かない

なんとか2週間前に書類を出したのですが、市役所からは何の連絡もありませんでした。

不安になり問い合わせしてみると、提出書類に不備があるとのこと…!(市役所からは電話したと言われましたが、来てなかったです😔問い合わせしてよかった…)

一応、不備はあるものの書類は提出されていたので、申し込みはできてるとのこと。
不足分の書類については、引っ越した後でも大丈夫と言ってもらうことができました😅よかった…。

不足分の書類提出

引越ししてから、不備があった見積書と事業概要計画書を市役所に提出。それまでのやりとりは、担当の方とメールでやりとりしていたので、市役所に行き、直接担当の方に聞いてやりとりを進めました。

補助対象経費についても、引越ししてからお店をまわり、見積書をもらいました。

実績報告書と交付請求書の提出

市役所から、実績報告書と交付請求書の用紙が送られてきます。提出した見積書と同じ内容で対象の物を購入(私はドラム式洗濯機を購入しました✨)し、届いた用紙に記入したものと領収書のコピーを送付します。

やることがたくさんありますが、手続きは以上です😌手続きはめんどくさいですが、20万円の補助金は大きな存在!

てんやわんやだった手続きがひと段落し、7月7日に市役所から入金予定日が書かれた「補助金額確定通知書」が届きました。無事、20万円分の補助金をもらうことができました🙌

私の失敗談なども含めて、これからAターンする人の参考になれば幸いです😋