秋田で暮らすサウナ好きデザイナーが行く東北サウナ旅。岩手県盛岡市にある「HOTEL MAZARIUM(ホテル マザリウム)」のサウナツインルームに宿泊してきました!サウナ好きにはたまらない、夢のような空間でしたので、詳しくご紹介します。
HOTEL MAZARIUMとは?

HOTEL MAZARIUMは、盛岡駅から徒歩圏内にある、スタイリッシュで現代的なデザインホテルです。株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)がアートプロデュースを手掛けた内装は「混ざり合う(Mazarium)」をテーマにした和と洋、自然と都市が絶妙に調和した空間です。
東北の自然や文化を感じさせる内装に加え、館内にはワークスペースやライブラリー、カフェなども併設されており、観光だけでなくワーケーションにもぴったりです。客室のバリエーションも豊富なので、ビジネス利用からカップル・ファミリーまで幅広く対応しています。
住所 | 〒020-0871 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目9−22 盛岡バスセンター 3階 |
アクセス (JR盛岡駅からの行き方) | バス:東口バスターミナル6番線より乗車 約10分 最寄りバス停より徒歩1分:[盛岡バスセンター][盛岡バスセンター〔ななっく前〕][盛岡バスセンター〔神明町〕] 徒歩:約25分 |
TEL | 019-681-1004 |
チェックイン | 15:00 (最終チェックイン:23:00) |
チェックアウト | 11:00 |
提携駐車場 | 盛岡バスセンターサイドパーキング、タイムズ盛岡 バスセンター前、タイムズ盛岡 中ノ橋第3 |
私が宿泊した時は海外からのお客様もいらっしゃいましたが、フロントは英語対応もしていました。さすが人気のホテルです。外観やフロントの雰囲気などは、下記の記事も参考に見てもらえると嬉しいです♪
サウナツインルームってどんな部屋?

今回宿泊した「サウナツインルーム」は、その名の通り客室内にプライベートサウナが付いている特別なお部屋。宿泊しながら“ととのう”贅沢を味わえるなんて、まさに新感覚のホテル体験です。
部屋にはヘラルボニー所属のアーティスト、佐々木早苗さんの作品も飾ってありました。
マザリウムのサウナツインに宿泊してみた

サウナルームに入ると、洗面台や冷蔵庫などの備品が並んだ細長い棚が仕切りになっていて棚を挟んだ向こう側に大きなベッドルームがある間取りとなっていました。青いバスローブがあり、とてもリッチな気分。

タオル類や館内着は洗面台の下にあります。

大きくてふかふかのベッド。寝心地も抜群です◎枕は個人的には高めでしたが、フロントで低反発枕やそばがら枕の貸し出しもありました。
サウナに入って休憩して、そのままベッドにダイブ!なんてこともできちゃいます。
充電器の機能を兼ね備えたBluetoothスピーカーも置いてあり、室内でBGMを流しながら過ごすこともできます。
友人がおしゃれなサウンドをかけてくれ、おしゃれな部屋+音楽で最高の空間に!

棚の上には500mlのペットボトル飲料水とオールインワンジェルのサービス。とてもありがたいです。

さらにサウナルームには、冷蔵庫に盛岡のご当地ベアレンビールとスポーツドリンクが冷えてありました。
サウナドリンクとサウナ後の一杯に最高のドリンクサービス!
セルフロウリュができるフィンランド式本格サウナ
ベッドの横にあるドアの先に、サウナとシャワールームがありました。
そして大きな窓を開けると開放感MAXのテラスが広がります!
四方が塀で隠れているので、周りの視線を気にすることなくサウナを楽しむことができます。テーブルセットには、買い込んだお菓子とドリンクを並べてサウナパーティーの始まりです!(あまり映えてなかったw)


ベッドの足元にサウナマットとルームウェアが置いてあるので、それぞれセッティング。
サウナ室とテラスの間の床は、防水の素材になっていて濡れても大丈夫な設計になっていました。

プライベート仕様のサウナはI字型ベンチ。少し高い位置に座面があります。室内はチェックインした段階から温まっており、いつでもサウナに入れる準備が整った状態でした。
サウナ室にあるバケツに水を汲んで、フロントで選んだアロマを入れて準備完了です。(水風呂のセッティングも忘れずに!)

セルフロウリュ用のアロマは4種類の中から好きな匂いのものを一つ選べました。
特徴 | 原料 | 種類・機能 | |
青森ひば | 自然のまっすぐな力強さを感じさせる、清々しくも温かみのある木質の香り | 青森ヒバ、モミリーフ、シダーウッド、サイプレス、ローズマリー など | 和、ウッド マインドフルネス |
清 | 果てしなく透き通った質感の中に、心地よい静けさと清涼感を覚える | ブルーサイプレス、アニス、ユーカリ、レモン、ライム など | 和、ハーバル リフレッシュ |
高野槇 | フレッシュさと荘厳さが絶妙に調和し、高野山の神聖な空気を伝える | 高野槇、ファーニードル、ホーウッド、ヒノキ、シダーウッド など | 和、ウッド ホスピタリティ、リフレッシュ |
URBAN SKY | オープンで創造的な個性にふさわしく、シトラスハーブとウッドのエネルギーがあふれる | ライム、ユズ、ユーカリ、ヒノキ、ティートリー など | ハーバル リフレッシュ |
どれもいい匂いで選ぶのに迷いましたが(どれを選んでも間違いないと思います笑)、私たちは、「清」のアロマをセレクトしました。

サウナ室前にはロウリュの使い方も書いてあり、英語表記も付いているので海外からのお客様もロウリュサウナを楽しめるかと思います。
温度は大体90°Cくらい。ロウリュをするといい匂いがすぐにサウナ全体に広がります!熱々サウナの中、友人とおしゃべりしてたらあっという間に10分ほど時間が経っていました。
おしゃれなテラスでキンキンの水風呂へ!

テラスにある一人入れるサイズのお風呂。自分で水を入れて入ります。溢れた水は束草の下に流れるようになっているので、常に浴槽がいっぱいになる程の状態にして水を入れてオーバーフローの水風呂を独り占めしながら使いました。
水風呂の温度は体感15°Cくらいととてもキンキンの冷たさで、「ここはここは強く推して伝えた方がいいよ!」と友人が言ってました 笑。

そのままアディロンダックチェアにて休憩。部屋にあったガウンを羽織ってみると、ふわふわな状態の体がふかふかのタオルに包まれるので、とても心地よく手放せなくなりました。
座った状態で空を見上げると一面に空の景色が広がるのがまた心地よく、なかなか椅子から離れられなくなるのでした…zzz
近隣のお店でご当地ご飯を楽しむ
他の部屋に比べるとちょっといいお値段のサウナツインルーム。せっかくなので、できる限りこの部屋で過ごしたい!私と友人の思いは同じでした 笑。
HOTEL MAZARIUMの徒歩圏内には、商店街や2024年7月にオープンした複合商業施設「monaka(モナカ)」があります。そこで美味しい食べ物を買い込んで、デパ地下食材のようなちょっといいお弁当ご飯とサウナ、ベッドでダラダラするという最高のプランが実現しました。

本当はテラスで夜ご飯を食べられたら良かったのですが、4月の盛岡の夜はまだ、外でご飯を食べるには少し肌寒い気温でした。
宿泊は朝食付きプランがおすすめ!

朝ごはんは言わずもがな、宿泊の朝食サービスをつけて。この日はケークサレとポタージュのセットでした。前回宿泊した際にも利用したHOTEL MAZARIUMの朝食サービスは、岩手県の食材を使った料理が季節ごとに味わえるので、外に出ずとも地域の食を楽しむことができます。

館内着のままラウンジで朝ごはんを堪能したあとは、部屋に戻って朝サウナを楽しみます 笑!
チェックアウトの時間は11:00までとゆっくり滞在することができるので、ギリギリまでサウナツインルームを楽しみました♪
まとめ|サウナ好きなら一度は泊まるべき!
HOTEL MAZARIUMのサウナツインルームは、サウナ好きの人にとって夢のような空間でした。サウナと部屋、テラスというおしゃれな空間を裸で何度も行き来するので側からみるととても滑稽な姿だよなぁなんて思ったりもしました 笑。ホテル滞在だけでなく、プライベートなサウナ空間も共有できるので、一緒に宿泊する相手とはより距離を縮めることができるのではないかと思います!(⚠️あくまでも、お互い裸を見せ合っても平気な方と行くことをお勧めしますw)