赤坂|男性専用生姜サウナ「金の亀」レディースデーレポ

秋田で暮らすサウナ好きデザイナーが行く東京サウナ旅。2022年11月にオープンした港区赤坂にある男性専用サウナ施設 生姜サウナ金の亀に行ってきました。
普段は男性しか利用できないこちらの施設、毎週水曜日だけ女性専用に変わるのです!

基本情報

住所〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目2−4 LeeBLD 2F 3F
アクセス銀座線、丸の内線 赤坂見附駅より徒歩5分(10番出口)
千代田線 赤坂駅より徒歩5分(1番出口)
半蔵門線、有楽町線、南北線 永田町駅より徒歩5分(10番出口)
TEL03-6426-5671
入浴料金【金亀サウナ コース】
60分  ¥1,800(税込)
90分  ¥2,500(税込)
120分  ¥3,000(税込)
【金亀サウナ + サ飯 コース】
60分  ¥2,600(税込)
90分  ¥3,300(税込)
120分  ¥3,800(税込)
※延長料金は10分毎300円〜(最大60分)
営業時間10:00~23:30(最終受付 22:00)年中無休
※毎週水曜日以外は男性専用、毎週水曜日は女性専用
備品・アメニティ・フェイスタオル ・バスタオル ・シャンプー ・コンディショナー
・ボディーソープ ・フェイスソープ ・化粧水 ・乳液 ・メイク落とし
・ドライヤー ・くし ・綿棒 
※全て無料で使えます
風呂生姜水風呂
2023年 7月時のものです。

祝日のとある水曜日に訪問。オープン時間ちょっと前から、金の亀レディースデーを楽しみにしている女性サウナーが少しずつ並び始めてました。

金亀サウナ + サ飯 コースを体験

入り口から隣にあるのは、しょうが焼き専門店のしょうが焼きBaKa 赤坂見附店

こちらでオリジナルメニューが食べられる、サウナ飯(通称:サ飯)付きのコース。
隣接しているしょうが焼きBaKaでサウナ後にサ飯定食メニューが食べられます。私が行ったときは、ボリュームたっぷりのしょうが焼きハーフ&角煮ハーフの定食が定番メニューでしたが、現在(2023年7月)は好きなメニューを選ぶことができるようです。

いざ入館|女性は120分がおすすめ

開店時間と同時に階段を登って入館。通路は細くて狭め。

階段を上った先にある暖簾をくぐると正面に受付があります。

帰り際、受付のお姉さんがわざわざ避けてくださり写真を撮らせてくれました🙏

靴を脱いで入るシステム。受付は一つしかないので、混雑時は少し待ちます。コースを選んで靴鍵とロッカー鍵を交換。サ飯コースは、1Fしょうが焼きBaKaで使える引換券もここでもらえます。
LINEでお友達登録しておくと、お会計がお得だったりスムーズだったので、待っている間にでも登録することをおすすめします。

初来店で規模感がわからず、どのコースにするか悩んだ結果90分のサ飯付きコースにしましたが、結論から言うと個人的には120分コースがおすすめです。
入場から退館までを考えると、女性では60分だと正直足りないです。脱衣所が狭いのと、帰り際も混雑していたので90分コースでは帰り支度はバタバタでした。

ちょっとせまいロッカールーム

受付を済ませて脱衣所へ。全体の作りとして、フロントのある2Fに浴室スペースとサウナがあり、3Fが広いととのいスペースとなっているようです。

こちらもせまいので、人が少ないうちに着替えを済ませて浴室へ。

浴室スペースの前にも荷物棚があるので、受付でもらったタオル類を持っていくのがベター。
浴室近くの荷物棚の前はドライヤースペースになっているので、帰り際混雑していたらこちらで髪を乾かすこともできます。

GOOD POINT|巻きスカート

レディースデーでは、タオル地の巻きスカートもタオルセットと一緒に受け取ります。
ボタンで留める式の巻きスカートは、胸の上から体に巻いて使えるので、移動時や外気浴時、恥ずかしくなく過ごせるのでとても良かったです。

シャワースペース

金の亀 公式サイトより

洗い場は6つほどと少なめ。とてもコンパクトです。オープンからそんなに経ってないのでとてもきれい。シャワーを清めたらサウナ室にIN。

ちなみに金の亀にはあたたかいお風呂はありません。

ミネラル成分たっぷりの岩塩ブロックのサウナ

金の亀 公式サイトより

20人以上入れそうな広いサウナ室。奥に大きなサウナストーブがあり、広い座面の3段になっている長いベンチ。温度は100°C以上(サウナイキタイ調べでは104°Cとのこと)ありました。
サウナには岩塩ブロックが埋め込まれており、発汗が促されます。岩塩のミネラルにより保湿も高まり、サウナにありがちな髪や目のパサつきも軽減される効果もあるとのこと。

岩塩ブロック効果もあり、体感温度もとても熱く、サウナ室では汗がダラダラ出てきます。
室内はBGMがなく黙欲を推奨しており、とても静かでした。

毎時00分、30分のロウリュタイム

ロウリュは30分おき。毎時00分はスタッフによる生姜ロウリュ、30分にはオートロウリュが発動します。オートロウリュ時は赤いランプが光り発動。無臭でした。

そして金の亀に来たのなら、一度は受けておきたいスタッフによる生姜ロウリュ。90分利用だとタイミングによってはチャンスは1度のみ。生姜のエキスたっぷりのロウリュ水がサウナストーブに惜しげもなく注がれていきます。大きなうちわでスタッフさんが仰いでくれ、やさしい熱波が降り注いできます。
熱波から時差で香ってくる生姜の匂いは、ジンジャエールというよりは豚の生姜焼きのような、塩味を感じる香りでした。とてつもなく熱い空間で、蒸し豚になるのかという体験が味わえます 笑。

今回は参戦できなかったのですが、夕方の16時以降は1時間毎にアウフグースイベントも開催しているそうです。

生姜がたっぷり入った冷たい水風呂

金の亀 公式サイトより

高知県の生姜が入った大きな水風呂。大きな袋にたっぷりと丸ごと生姜が入ってます。館内では高知県日高村の壬生農園で作られている国産の生姜をメインに使っているとのこと。

体を温める作用のイメージが強い生姜ですが、生の生姜にはジンゲロールと呼ばれる成分が含まれています。ジンゲロールは解熱作用や強い殺菌効果があり、体内の熱を取り除き体の表面を温めてくれます。また血の巡りをよくし発汗を促す作用があるので、夏のむくみ(水分代謝の悪化)対策や、体に熱がこもりやすい方におすすめなので、サウナとの相性も抜群◎

たっぷり生姜エキスが染み込んだ、キンキンの水風呂。サウナで熱った体を冷やしつつ、様々な効果も期待できそうです。

圧巻の広さ!ととのい森林浴フロア

金の亀 公式サイトより

階段を登った先にある、3Fのフロアをまるまる使ったととのいスペース。森林をイメージしたボタニカルな壁紙の広い部屋には、たくさんのバリエーションのととのいコンテンツが用意されていました。
室内は暗めの照明で、とても落ち着きます。

手前から、鳥かご椅子やハンモック。安定のインフィニティチェア。最近いろんなサウナでよく見るアディロンダックチェアなど様々。座る椅子だけでなく、寝転んで過ごせる寝転びマットも。
一番奥まで行くと、しっかり目隠しをされたテラスがあるので、外気浴をすることもできます。

ととのいのために、ここまで色んなコンテンツが揃っているのは圧巻でした。サウナ好きならわかると思いますが、サウナー心を鷲掴みにされます!

金の亀 公式サイトより

森林浴フロアと反対方向には、予約制で使えるととのい用の隠れ個室「語らうスペース」も(最大4名)。シャワーブース2基も常設されています。

金の亀 公式サイトより

GOOD POINT|給水器とととのいタオル

サウナ室から階段を登って、ととのいルームの手前には、水分補給用の吸水器と、ととのいスペースで使う用のタオルが置いてあります。
水場がない休憩スペースでは、直に椅子に座ったり寝そべるには抵抗があるのでとてもありがたいです。

2ヶ所のドライヤースペース

ちょっと時間を気にしつつサウナを終える頃、ロッカールームには入り客と帰り支度をする人で溢れていました。

少し焦りましたが、サウナ室と浴室の間にあるミニロッカー前にもドライヤースペースがあるので何とかドライヤー難民にならず、帰り支度を済ませました。
ロッカールームが狭く、帰り支度には思ったよりも時間がかかってしまうことを想定しておいた方がいいと思います。

お支払いは精算機にて。こちらではpaypay払いもできました。思いの外、帰り支度に準備がかかってしまい、精算時間が少し遅れてしまいましたが、10分以内なら追加料金はかからないのでご安心を。(とはいえ、混雑している場合もあるので、余裕を持って準備しましょう。)

サ飯|しょうが焼きBaKa生姜焼き定食

サウナ後は、お待ちかねのしょうが焼きBaKaの生姜焼き定食!
お店は、入り口にある食券販売機スタイルですが、金の亀で受け取ったチケットを店員さんに渡せばOK。

私が行ったとき(2023年5月)は、オリジナル“サ飯”セットである[しょうが焼きハーフ&角煮ハーフの定食]でした。現在(2023年7月)は好きなメニューを選ぶことができるようです。

とてもボリューム満点の定食セット。正直「食べ切れるかな」と不安になるほどのがっつりメニューでしたが、生姜まみれのサウナの後だったのととても美味しくいただけたので、思いの外ペロリと完食できました!

平日のお昼時は、近隣で働く方のランチスポットとしても人気のようで、とても賑わっていました。

コンセプトがはっきりしていてわかりやすい生姜サウナ。近隣で働く赤坂のサラリーマンが羨ましくなるスポットです🐢