秋田で暮らすサウナ好きデザイナーが行く東京サウナ旅。港区にある銭湯「竹の湯」に行ってきました。キラキラした印象のある港区にも銭湯ってあるんですね!
外壁に縁取られたネオンがとてもおしゃれ。夜に行くと存在感のある外観です。
麻布黒美水温泉竹の湯|基本情報
住所 | 106-0047 東京都港区南麻布1丁目15−12 |
アクセス | 南北線 麻布十番駅1番出口より徒歩6分 都営大江戸線 麻布十番駅4番出口より徒歩約10分 |
TEL | 03-3453-1446 |
入浴料金 | 大人(中学生以上 ) 520円 中人(小学生) 200円 小人(未就学児) 100円 入浴料込み 1000円(2時間まで) |
営業時間 | 15:30~23:30 |
定休日 | 月曜日・金曜日 |
レンタル | 手ぶらセット 100円 (フェイスタオル、ボディーソープ、リンスインシャンプー) レンタルフェイスタオル 50円 レンタルバスタオル 200円 |
風呂 | あつ湯、ぬる湯、サウナ、水風呂 |
泉質 | 冷鉱泉、炭酸水素塩泉 |
サウナ・入浴は2時間制。延長したら15分ごとに100円追加料金がかかります
コーヒーのような黒湯に入れる銭湯
ロッカーが新しくとてもきれいな脱衣所。一見、デザイナーズ銭湯なのかと期待しましたが、浴場の扉を開けると、昔ながらの古き良き小さな銭湯でした。
シャンプーなどのアメニティは備え付けられていません。受付に言うと使い捨てのものをもらえました。
竹の湯の黒美水について
温泉のお湯が真っ黒な黒湯なのが、竹の湯の特徴です。
竹の湯の黒美水温泉は、太古の植物が変化した物質(泥炭)や海底の泥、火山灰などが地下水に溶け出したため、真っ黒な黒褐色のお湯となっています。
「泥みたいに汚れない?」と心配になるかもしれませんが、泉色は「黒褐色澄明」と言って濁っているわけではありません。完全に水に溶けているので、沈殿したり、体にくっついたりすることはありません。ちなみに、カランから出る透明のお湯・お水も地下水を利用しているので、どことなく柔らかい印象。お肌にも優しそうです。
竹の湯自慢の黒湯温泉は、杉並区にある銭湯「ゆ家 和ごころ 吉の湯」のつぼ湯としても入ることができます(土曜日のみ)。
昔ながらの銭湯サウナ
サウナ室は定員6名ほどの広さ。片面が二段になっているL字型ベンチと大きな遠赤外線ストーブのコンフォートサウナ。ベンチには茶色いサウナマットが敷かれていました。
BGMはJ-WAVEラジオが流れていて、これがなんだか懐かしい気持ちになりました(おそらくこれは、東京で働いていた時に職場で流れていることが多かったからだと思う)。
テレビでもなく、音楽でもなく、ラジオを聴きながら入るサウナは、意外と少ないので個人的にとても気に入りました。
サウナ室内は、座面が低くて温度計は88℃を指していたましたが、体感温度は低め。ラジオを聞きながらなので、居心地良くゆっくりできました。
サウナ付近の壁はタオルやサウナハットが掛けられるようになっていました。
水風呂も黒湯!
定員3名の水風呂も黒い温泉水。真っ黒な水風呂はなんだか新鮮な気持ちになりました。
温度も14℃でしっかり冷たい。
温度調整のために水を足している温泉に対して、水風呂の水は源泉をそのまま使っているので、ダイレクトに黒湯を感じることができます。ずっと入っていたい水風呂…。
休憩する場所がないので洗い場で休憩しました。
体感温度低めのサウナでしたが、サウナの中で寝れそうなくらい気持ちよくなれました。
客層はちょっと高めで近くに住んでいる方が多いのかな、という印象でした。私が行った時間帯は(連休中の夕方頃)は、比較的空いていましたが、帰り際には若い人や小さいお子さん連れのお母さんなど、遅くなるにつれ混みはじめてきていました。
竹の湯は、麻布十番にある昔ながらの地元に愛される黒湯銭湯サウナでした。